ガバナー( governer )


g021 G0201 掲載 2005/4/10 Renewal 2024/11/29

この部品の形状や位置などについてはイラストG0053シリンダー・オルゴールのガバナーをご覧ください。
シリンダー・オルゴールのガバナーは下の写真で見られるように羽根(ガバナー・ベーン)のついた軸です。その役目は2つあり一つはシリンダーの回転速度を一定に保つことです。ピンが多くなってシリンダーの回転速度が落ちるとガバナーの空気抵抗が減って速く回転しようとします、逆にピンの少ない部分に来るとシリンダーの回転速度が上がって空気抵抗が増えて遅く回転しようとします。そのようにしてスプリング・モーターの力の範囲内で一定の演奏速度を実現できます。もう一つは演奏を停止しなければならない時に羽根に停止用の軸(ストップ・スプラグ)をガバナー・ベーンに当ててガバナーの回転を停め、演奏を停めることです。

・  ポリフォン社
 ガバナーの羽根にはもう一つの一回り小さな羽根が細いコイルスプリングで取り付けられています。回転数が上がるとコイルスプリングが伸び、小さな羽根も広がって空気抵抗がより大きくなります。
・  シンフォニオン社
ガバナーの羽根の先端がリボンのように薄い真鍮の板になって丸く巻かれており、回転数が上がると丸く巻き込まれた羽根の先端が遠心力で広がって空気抵抗がより大きくなります。
・ ウインナ・スタイルのガバナー
シンプルな長くて平たい長方形のガバナーベーンが特徴です。/